トラブルの多い外壁塗装
一級建築士事務所が外壁塗装?と思われる方もいるかもしれません。
ミズノライフクリエイトは外壁塗装事業を始めた理由はたった一つです。
外壁塗装で『後悔をした』
という方をこれまで嫌というほど見てきたからです。
- 施工後の仕上がりが悪かった追加費用の説明が最初になかった・・・
- 施工中も状況を教えてくれなかった・・・
- 近隣に対する配慮もアフターメンテナンスも適当・・・
『粗利アップ』『出店戦略』その裏には多くの家族の不満や後悔がありました。
そんなとき、一級建築士としてなにかできることはないか。そればかり毎日考えていました。
外壁塗装工事で100~200万をいただいているにも関わらず平気でずさんな工事をしているという業界の目の当たりにし、憤りを感じていました。
そして職人が強い業界で新しい考えや技術が入りこめない業界でもあります。
だからこそミズノライフは設計事務所として本当にお客様に役立てる新しい施工方法や技術を業界に持ち込みたいと考え外壁塗装をはじめました。
「一級建築士事務所として外壁塗装業界に『安心』を持ち込みたいという想い」そんな想いで1996年6月、この事業を始めました。
我々は決して大きな会社ではありません。でも、『日本一のお客様目線のリフォーム会社でありたい。』と全社員が願い日々働いています。
1人でも多くのご家族に本当に満足のできる安心の外壁塗装をして欲しい。本当に快適で家族が安心出来る住まいづくりを支えたい。そしてその喜びを一緒に共有したい。そう考えています。
せめて最低ここだけは押えれば「外壁塗装は失敗しません」
外壁の構成は塗装(塗料)だけではありません。外壁の工事の工種(工事業者の種類)で出来ています。
- 板金業者
- サイディング業者
- コーキング業者
- 左官業者
- 鋼製建具業者(アルミサッシ屋さん)
- 大工(造作)
- 防水業者
- 塗装業者
- 足場業者
劣化・雨漏れは、外壁塗装で十分で大丈夫。超耐久10~20年の長寿命の外壁の塗料さえ塗れば安心できると、ほとんどの外壁の塗装業者方は、外壁の劣化を外壁塗装で大丈夫として説明されますし、外壁塗装の種類分で工事(契約)を進めています。
確かに、大部分の面積は塗装部ですが、最低でも 7~8の業種を、塗装業者単独(一社)ではなかなかまかないきれません。
以下は、安易な補修で済ませた外壁の例です。外壁塗装では自宅の劣化は止められません。
大阪市東住吉区K様の施工前のトラブル事例
雨の日は毎回雨漏りするのではないのですが、最近特に目立つようになりました。いろいろな業者に見ていただいたのですが、コーキングが切れていて、釘を打てば直りますといっていたのですが、何かほんとうに大丈夫か不安だったので「大阪市東住吉区役所で行っていた、外壁塗装相談会に参加してみました。」
気になっていた、サイディングの「反り、キレツ」は塗装業者の見積の内容の本当はコーキングだけでは直らないのではないか、と思って外壁塗装相談会に参加してみました。
大阪市東住吉区K様の声
弊社の外壁調査・診断結果
大阪市東住吉区K様の外壁を診断した結果の、弊社担当者コメントです。
本当にコーキングや釘を打っただけで直るのか不安だったので下地のチェック+雨水が侵入しているので、下地材・断熱材のチェックもご提案させていただきました。 サイディングの反りは釘の打ち忘れではなく、下地木材がなく、断熱材のグラスウールもボトボトにぬれていて、落下状態でした。
①下地材なし→②雨水の侵入→③グラスウール(断熱材)の雨水がしみ込、壁内で常にぬれている状態→④サイディングの変形・雨漏
これが、サイディングの反りから慢性的な雨漏になっていました。
大阪府東大阪市M様の事例
中古物件の購入をしたのはいいのですが、雨漏れの気配があったのですが、内部まで漏れていないのをいいことに、先延ばしにしていました。
大阪府東大阪市M様の声
ベランダ・庇等々、雨漏れを直接ではなかったのですが、
「診断してみて、まさか・・・」こんなこととは思いもよりませんでした。
弊社の外壁調査・診断結果
外壁を診断した結果の、弊社担当者コメントです。
内部の湿気った部分が数か所、チェックを進めてみて外壁の異変に気付いて、劣化部を撤去しました。下記のように塗装の下側に外壁全体的にクラック(ひび割れ)があることがわかりました。
このような場合塗装の前に、まず下地から補修することが重要です。
この現象は、塗装前に下地補修せずにただ上から塗装だけで済ませることが原因でおきることが多いです。どの雨漏れにも言えるのですが、雨漏れを一か所と決めるのは危険です『複合劣化・複合雨漏』を考慮に入れることが大切です。
大阪市住吉区M様の事例
雨漏りの湿った感覚が以前から気になっていました。
以前工事を依頼しましたが、途中から感じたいやな予感が的中しました。。「手抜工事にがっかり。これじゃ雨漏れも仕方ないか・・・」
大阪市住吉区M様の声
弊社の外壁調査・診断結果
外壁を診断した結果の、弊社担当者コメントです。
金属サイディングは施工方法は簡単なだけに手抜きも多いです。外部の劣化・手抜き工事・雨漏れは塗装・塗料で直るものではありません。
診断の結果、やはり雨漏れしていました。カビ・コケ臭があるのもこの雨漏れのせいでした。
弊社で気になる箇所を撤去して補修しました。
本来、外壁部が完璧であればいいですが、「きっちり点検+調査+補修+補強」が正しい外装工事と言えます。
上記のように、その場しのぎ の 補修・外壁塗装をしてしまうと2~5年 で 雨水 が外部の漏水や室内に浸入しだします。
まずは外壁塗装の劣化の問題を適切に把握して、外壁の補強から考えます。
外壁塗装でカバーできない劣化(痛み)を補強してから塗料のランクを考えることが失敗しない外壁塗装の考え方です。
外壁塗装に関しては情報量が多いため下記の特化サイトを作りました。外壁塗装をお考えの方は下記サイトをご覧いただけますと幸いです。
外壁塗装に関する詳細は特化サイトにてご紹介しています。
一級建築士から見た外壁塗装のコラムを始め、これから外壁塗装・外装リフォームをお考えの方にお役立ち情報を掲載していますので是非ご参照ください。